野口英世も苦笑い
土曜日の夜、娘が「ガラス取れた!!」と
大喜びでお風呂から上がってきた。 「え~っ、やっぱり入ったままだったんだ!」と驚きつつも やっと異物が出てきたことにほっとした。 しかも、あれはちょうど2週間も前だったんちゃう? その夜も大騒ぎだった。 お風呂場でどこかから血が出ていると気づいた娘は ひざ小僧から出血していたので絆創膏を貼っていた。 私が見咎めて、今の時期は絆創膏を貼ると蒸れて かえって傷が治りにくいからと剥がさせてみたところ ほんの数ミリ程度だが鋭くパックリと切れていた。 しばらくして娘がガラスが刺さっていると騒ぎ出し、 私「とってあげる」 娘「いや自分でとる」 と言うものの怖くて「やっぱりとって」 しかし悲しいかな私にはガラスの存在が見えない。 ルーペまで取り出して観察するが、何せ透明なものだから… 娘は果敢にもピンセットでつまんで取ろうとするが 怖いのと痛いのとうまくいかないのとで 大声でわめくものだから、 階下で寝ているばあちゃんにうるさいと叱られてしまった。 この日はあきらめて寝たので、翌朝義母に、 日曜日なので整形外科をしている義兄がぶらっと来ることがあれば 〇〇りの足を見てもらうように頼んで出かけた。 大げさなのでわざわざ呼ばないでと言ったのだが、 夕方Yおじちゃんが来て見てくれたとのこと。 しかし、義兄にも異物が見えなくて (奥へ入り込んだせいか) 入っているかどうかも確認できず、 「膿んで来たら取り出しやすくなるから」 と言われそのままにしておくこと2週間というわけだ。 その間痛みもなく、時々思い出しては観察すると 黒ずんで少しこぶのようになっていた。 やはり何か入ったままに違いなかったけど いつになったら出てくるの?といぶかっていた。 そして、またお風呂場でポロッと取れたらしい。 その喜びようと言ったら、 「Yおじちゃんの言ったとおりだ!Yおじちゃんすごい! お医者さんは偉い!いや~、医学ってすばらしい!!」 すかさず私、「じゃ、医者になる?」 娘「いや、ならん」とあっさり。 「そりゃそうだね、野口英世みたいな大怪我をしたわけでもないし…」 さっきから黙って息子と碁を打ちながら 母子のアホな会話を聞いていた夫は 「野口英世が苦笑いしとるかも…」と笑いをこらえていた。 出てきたガラス?プラスチック?は意外に大きくて 長辺が5ミリはある三角形だった。 また誰かが踏んだりでもしたらいけないから きちっと紙に包んで捨てなさいと言うと とても感動したためか、記念にとっておくのだそうだ。 これもまたブラックジャックの体内から出てきた ”メス”ほどのものでもないのにとおかしかった。
by nadja_mesa
| 2006-07-17 14:50
| 子供のこと
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